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にほんしゅのせかい 言いたい放題


by sasatatsu

中高一貫有名女子高を卒業、現役で有名私大へ。お歳はリーッパなオハコ、もとい18歳である。日本の近代化も進んだものでこの歳で選挙権を持てる。

文科省の半世紀以上の愚民化教育の賜物だと観察するが、20歳以下と言うかその近辺の若年層(あえて若者と表現しない)の幼い事。

当方グレタ高校生の頃DON'T TRUST OVER THIRTYと言うシュプレヒコールが流行った。

話は変わるがこのフレーズをググってぶったまげた!。なんとアータ、カウンターカルチャーの象徴語が、グーグルではムーンライダーズのアルバムタイトルであると一等初めに紹介されている。確かに月乗り人のアルバムタイトル、は事実である、が真実ではない。

当方もこのブログを書く際に頻繁にググるが哲学的思想的意味を持ち、ある時代(この場合、フラワームーブメント)にしていわゆる学問的系統からズレる場合(カウンターカルチャーの本質)は注意が必要だ。穿った見方をすればグーグルの解説は「無知」による失敗か若しくは原理主義的資本主義思想の反映として確信的に載せたかだ。

大袈裟に法螺風呂敷を広げたな、と思われるあなた。クリスタルな鳩ちゃうクリスタルナハト(水晶の夜)を高校の歴史教科書にでも当ってみるが良い。

現代の若年層が当方の同時代と比べてナイーブというか英国で言う所のイノセントにつき一言と思った。

シゾーカ5区の坊ちゃん代議士のパパ活の件18歳の成人による「美人局の十八番」ジャーあるまいか。でこれに続くのがsnsで個人的に(ケツ持ちなしで)同人avないし個撮モデルで7×80荒稼ぎしてSMプレー中に素人の首絞めでジ・エンドとなった、良いとこのお嬢さんである。英米で学生によるパパ活が社会問題になる背景は大学の学費がべらぼうに高くかつ公的補助が薄い(自己投資故自己責任という人騙し論理が根拠)のが原因といわれるが、今回の被害者の場合タワマンが実家で世間で言う所の富裕層に属する。FC2なる現代型情報通信形式ゆえ、これの「規制」は全体主義国家まだ少しは可能だが、個人の自由権保障がレゾンデートルである近代民主主義国家においては公的規制は自らの存在価値の否定につながる。

セックスが金銭的価値で計れるのか等と説教を垂れる前にボノボかチンパンジーの生活行動にも「売春」に近い物が見られるとの観測があった。サカリの付いたの前に自分のあそこを見せつけ、そこへ気が行って目の前のバナナの警戒を忘れに取られてしまう・・・・なような内容であった。前頭葉では無くもっと奥の本能に近い部分が大きく影響する。すなわち通り一遍の教育では対応不可である。

18歳の美人局?は成人であり、あそこまで詳細に現場を証言でき、かつ世の中をなめきっている。いたそうとするとバージン故「過呼吸になった」。それ程小心かつうぶな「オトメ」が中年オヤジと並んで高級ホテルのエレベーターに同乗個室へのこのと同行するか。致す代わりにパイ乙を見せるなんて機転が利くか。

ABの腰ぎんちゃく記者に強姦され、どういう訳か裁判官(司法権力)の発行した逮捕状の執行を一警察官(行政権力)が事実上停止させた。三権分立国家では原理上あり得ない大問題にも拘らず、マスゴミはその点には突っ込まず被強姦者の事情だけ垂れ流し事実上のセカンドレイプを行った。では今回の美人局18歳は詳細を話させることはセカンドレイプか。行為の相手そこへ至る事情(18歳で堂々と飲酒)、もしマスゴミの仕掛けとすればまた別の大問題が出る。

等など対象者の将来を考えて、でんでんではない。成人としての責任を取らせろ。

そしてセカンドレイプとして悲惨かつ気の毒なのが殺され裸で放棄され崖の林の木の枝に引っ掛かって見つかった、と言う富裕層での子女である。

当該文書をブログに書く所でセカンドレイプのそしりを免れない。

しかしFC2等のエロサイトに少し詳しい向きによれば、運悪く事故ったのでありこの類は頻繁に起こっているそうだ。まぁ構造的に個人対個人の出来事かつ数が多すぎて顔が映っても特定しにくく♂も♀もwinwin ゆえ目くじらを立てるのも大人げないと言う空気が多い。被害者の探索はセカンドレイプかも知れないが常習者らしい加害者とその類の趣味を実行しているであろう多くの匿名でも良いから男については詳しい調査。容疑者についてはプライバシー保護の要請より事実探求の利益が多い故徹底的にやるべきだ。報道から臭う感じでは性犯罪の常習犯で金で黙らせたとも読める。

エロティシズムというか色事は一般的社会人が実行行為に及ぶのは両性の合意の限り「カラスの勝手」だがしかし、合意当事者以外を巻き込んでは現在のこの国では不法行為の恐れがある。

高田渡という今は亡きフォーク歌手で人間国宝クラスがいた。その持ち歌に「アイスクリーム」と言うのがある。また金鳥の蚊取り線香CMに 渦巻太巻「いいもん」編ってのがある。ヨウツベでは

金鳥 https://www.kincho.co.jp/cm/html/uzumaki_futomaki_iimon/index.html

高田渡 https://www.youtube.com/watch?v=OMZKRMPz1Xc

お気に入りのエロである。


# by sasatatsu | 2022-06-30 12:08 | いいたい放題 | Comments(0)

18歳は成人だ

中高一貫の女子高卒で都内の某有名大学1年生で身長170。それがかかとの分厚いサンダル風を履きスカートはフレアのミニ。その横にシゾーカ5区選出の代議士先生。週刊誌のスクープ写真だ。60年前に流行った「だっこちゃん」にスケベ議員が見えるのは成人パパ活女がデカすぎるのか。もっともこの議員氏、世に言うパパ活の常連で「セイカイ」でも有名だそうで。条件が揃えばネギ背負った鴨だ。税務署の役人が主導した持続化給付金詐欺では主導者が税務署の役人である事については驚きはしない。なにせ国税長官が恥も外面も無く部下を自死させて尚ABの嘘をかばい、その論功行賞宜しく席に着いた恥知らず。鯛は頭から腐る。

先ずパパ活の類は数年前までエンコー(艶交が当て字か)と呼ばれていた。パパ活の方が就活とかなんとか活という騙し言葉使いで一見ソフィストケイト。

しかし女子学生をターゲットにというか、スケベ親父がそもそもターゲットだと思うが、大正期の大衆雑誌にも援助者募集広告を見ることが出来る。つい最近もアメリカ合州国と英国で女子大生の「パパ活」が話題になった。

日米英と言う所がマスコミの突っ込みどころ。多くの先進国や先見の明のある国は大学院までもやる気があれば教育を受ける権利が保障されている。教育を自己の経済的価値を高めるための投資ととらえ「自己責任論」を展開して有権者の批判を浴びない後進国が日英米である。教育を受ける権利と言う人権についての無知故の現象。換言すれば法学者や教育学者が使命を果たしていない。

円光については、中学の教師が非常に優秀(点が取れると言う意味だが)な教え子だった女子大生を、頻繁に豪華なお食事へ誘い、それを彼氏が悩むと言う場面を知っている。その賢い(愛情本能薄い)女子大生に言わせれば、勝手におごってくれんだからどこが悪いのサ。パパ活もこの延長上にある。性交が伴うとして個人の心情の問題故、お小遣い稼ぎでパツイチは法の係る範囲外。管理売春と斡旋は刑法に引っ掛かる。法の趣旨からいえば管理売春は違法だが斡旋行為の違法性は何処に。売春した当事者の女子はノットギルティなんだぜ。

まぁそれは別論として、元教師から下心見え見えのゴチを彼氏がいながらへーきでやる論理。お行儀的には褒められたものではない。メッツとは言えても「アカン」と判らせるには。まず大切な彼氏が金持ちの有閑マダムのスワロウだったら君はどう思う。と責める事も可。でもご飯を奢ってもらうだけじゃん、と下手に頭が良いだけに自分自身すら騙せる。師にとって教え子は自分の子供にすら匹敵する存在である。父親が下心を以て我が娘に迫ればどうだ、畜生以下である。

本件の教師は本質的にこの鬼畜親と同じ。それからゴチされる卑しさに心が行かぬか。なんてね、だから常々僕は言う「オナゴは二次元まで」。

今回醜聞沙汰となった件は、よく考えると不思議だ。バージンが怪しい親父と二人高級ホテルへしけこむか。仮にその気が在ってだ。怖くなって過呼吸で本番は無しその代わりオッパイはみせてやる。でもってスケベ代議士は将来のエネルギー事情を憂いてかどうかしらんが「自家発電」だそうで。

この一連の事情は過呼吸のバージンちゃんの供述らしい。自主的にホテルへ入る無垢な処女がだ、ここまで話せるか疑問に思うなんて言おうものなら「セカンドレイプ」と謗られる。

可愛そうなのはスケベ議員の奥さまと二人のご息女である。なにー?人間は環境に適応する生物だってか。

当該女子が法的には18歳で成人である事を前提にかいた。自民党の方々の御言葉「行動には責任が伴う」「自己責任」。

本マターからは哲学的かつ実践的課題がわんさか。

どなたか研究してみたら。


# by sasatatsu | 2022-06-14 17:01 | いいたい放題 | Comments(0)

夏酒を考える

「夏酒」と言う言葉が出てきたのは当方の記憶では15年程昔である。言葉は実態を象徴するのだから、「夏酒」なる物が商品として市場に出たのが15年前と考えて間違いではない。実は夏酒なる企て(プロダクトアウト)については某有名地酒屋のご主人と或る酒の事で関係をもたなくてはならなくなった(モーホーちゃうで)縁で1年半前から知っていた。彼曰く日本酒に関するイベントは秋の冷卸・初冬の初しぼり・厳冬期の寒造り・初春の搾り立て等あるが残念な事に旬の時間が短い(あったりめぇさ。それ故に旬足り得る)。仮におにゃの子の旬があれば昔なら18歳から二十歳だ、と言う使い方ね(セクハラオヤジ!)。

これに関しては世俗的な一般論だ。と或る、有名な女子マラソンランナーの現役中は色香からは程遠かったが解説者として成長したら解説を利くだけで色気を感じると言う例は珍しくない。気が付かないだけだ。旬で脱線した。

短い旬で儲ける時期が短かすぎる。そこで従来、日本酒関係者にとって当たり前の「常識」である「夏枯れ対策」を考えた。大都市(地酒の主たる市場)の夏は5月から8月一杯4カ月もある。One wordで年の1/3を張れる。先ず、名前ありきで始まった。胡散臭く当方は10年近く一般市場の「夏酒」は名前倒しだと話していた。江戸時代に夏のアル飲料が存在した。一つは関西落語にも出てくる「やなぎかげ」。つい60年程前まで一般的日本人にとって夏の冷たい温度は15度前後即ち井戸水の温度である。朝方網に入れた大きなスイカや瓜(今は見ないな)を井戸につけて夏のおやつとした記憶がある。一般的な冷水とは井戸水の時代である。当然アル飲料も井戸水。これで米焼酎を割り味が足りないから本物の味醂を垂らす。もう一つは呑み方を変える。酒屋から通い徳利で買ってきた酒に多めの加水。それをいつも以上の熱燗で啜るのだ。熱くても20㏄程度の液体である唇を通過して舌の上では体温、だが熱い日中に熱いお茶を啜るとなぜか涼しく感じると同じ原理。縁側で上弦の月でも肴にくいっと。横には・・・・岡本おさみの「旅の宿」。我が古き良き友の時代である。二十歳の時半世紀過ぎたらこういう時代になるとは。糞爺の繰り言。しかし当方より少し年上の諸君「全共闘世代」と呼ぶのかshame on you 諸君が常に使った言葉を贈ろう。「ソーカツはどうした。」応えてソースカツどんは長野だ。位なら諦めもつく。

酒の話が横に流れやすい。ケケ中小鼠ABと続く不思議さおまけに岸田の高支持率。身体に悪い。

素麺・冷麦・冷やし中華(酢醤油)・冷ややっここれら夏の食品に共通項がある。

胃にもたれない、基本的に淡白。アフリカ人もくたばると聞く金鳥の夏もとい日本の夏は基本的に体力を奪う。味覚で言えばキス分の濃い物を避ける。ソフトクリームは冷たいから行けるが、溶けたソフトはくどすぎる。

日本酒も日本の食品の一種。従って同じ原理が通用する。

夏酒のでっち上げが始まって15年だ。流石に一部の蔵は真面目に「夏」を研究して実態としての夏酒を出してきた。、先ず、黒龍である「夏しぼり」と銘して製品化。内容はここの定番純吟「五百万石55%金沢系酵母」の原酒である。定番は15,5度の所18度原酒で出してきた。純米原酒ゆえにそのままでは香味が分かりづらい。水かアルコールで延ばす必要が有る。純米故アル添は無し。水で延ばすしかない。普通に夏酒と在る故に氷を入れる事が予測される。

その際クラッシュアイスを使うと薄まり過ぎる。ここはロックアイス(ブロックアイス?)をグラスにカラカラと。グラスを口へ持ってくるとロックアイスの周りの溶けた(水で延ばされた)部分が唇を通過ひんやりと舌の上へ。口中で酒の品温は体温になる。とりあえずビールの場合は冷たい液体の塊がグビッと喉を通過その温度のまま食道から胃へ。ロックアイスの滴の場合はひんやり感は有るが現物としては水で延ばされた体温の純吟よってしっかりと香味が判る。

黒龍は此処まで考えて「夏酒」を企画している筈。ブロックアイスによる清涼感と適度に氷の周りだけ原酒が延ばされる。結果として旨い夏酒となる。

真夏の身体にエキスの濃さが不適当であることは夏の食べ物からも納得いく。

では日本酒はどう対応するのか。ヒントは戦前の日本酒の流通過程にある。

貴重な米を使うからにはアル分は稼げるだけ稼ぎたい。その原酒を樽で小売店へ入れ、小売りは自店の桶に原酒を入れ玉割り作業をする。ついこの1月にお亡くなりになった秋田県大の教授にして我が師匠日向野三雄先生のご実家は宇都宮にある。玉割りの話をしたら我が師の幼い記憶に実家の店で玉割り作業を見た経験がおありとの事。本来日本酒は原酒から加水によってアル分を下げるのが原則なのだ。

灘酒が江戸で珍重されたのは酒質の秀逸さもさることながら玉が利いたのだ。「玉が利く」とはにゃんこの話ではない。原酒に加水してアル分を下げても酒質の存在感が残る。ぶっちゃけ薄いと感じない。

最近の流行に低アル原酒てのがある。高い米を使ってわざわざ低アルの原酒にする意味が訳若芽。バランス良くアル分を稼げるだけ稼ぐ。それに玉を利かせれば問題ない。がしかし、「玉の利く酒質」と言う物は杜氏の腕が要る。だけでなく消費者も「玉の利いた酒」がそれなりに旨い事に気が付いていない。

高清水に「夏の純米」という季節商品がある。朝晩薄ら寒いのにすでに市場にある。流水紋に柳の枝があしらってある。小洒落たつもりのデザインだが。涼しげな演出は他所も同じ。どうせならでっかく勢いよく「高清水が挑戦・夏の日本酒」位の勢いが欲しい。というのは酒が非常に良く出来ているからだ。偶然の事、原酒を利いた。アル分18度。立香は結構強いエステル臭ぎりぎり。口に含むと強烈な存在感。当然玉割りが前提である。製品としては12.5度まで加水してある。

全く玉割りを感じさせない堂々の存在感。弊店主任鑑定官の(ポチ嬢)のインプレは軽い味と甘めのコク、ガラス玉がころころ転がる。水に近い様なスムーズさでまろやかで「消化に良さそう(さすがに栄養士らしい表現)」。甘さがあり和紙で丁寧に包んだような感じ。

18度を12.5度まで加水して延ばしてもあくまでも印象は軽快優しい、究極は甘めの「コク」がある。と表現している。低アル原酒を売りにする風潮が強いが高清水夏の純米は日本酒の本道を実践して見せた。それ故小洒落たラベルが癪に障る。

問題はアル分では無くエキスの濃さにあると見えてきた。そこで「美田山廃純米濁り」である。製品はアル分14度。山田錦70%山廃純米が規格。初めてこの酒と対面した時は「あーーあ、また低アルか」と斜めに構えて利いた。含んでみて驚いた、堂々の存在感。仕入れて我が家で新酒生のピチピチガスのある新酒本生を炭酸で割った。14度をもっと低くする。炭酸のピチピチ感と同時に「酒を飲んでいる実感がする。」こうなるとでは燗でとなる。14度原酒はカニ泡の様な半球状の泡で不気味。しかし口に含むと山廃純米濁りだけあって「酒を喰らう醍醐味」である。高級割烹でこいつにぴったしの和食を・・・・ボンビーゆえ。栄養士のポチ嬢に知恵をもらおう。でこいつを夏でも上手くいただく方法だ。本質はエキス分にアル故、玉を利かせればよい。この酒は十分効く。11でも薄いと言う気にならない。翌朝の身体が楽である。

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# by sasatatsu | 2022-06-04 17:19 | 酒の味 | Comments(0)

茨城県に知る人ぞ知ると表現するよりも、ほとんど無名だがクラシックスの本流を行く名酒がある。この酒を扱わせてもらってもう20年が経つ20と言うのは阪神淡路大震災が記憶のメルクマールだからだ。あれからたった10年で311の「千年に一度」の大地震と津波。2010年と書くとそこそこの時間経過だが、これは人間時間。地球の地質学的時間で測れば人類(クロマニオン人)出現は1/1に地球誕生とするとその年の12/31 1150PMとなる。明治元年は12/31115959秒。と考えれば千年に一度だから当分は・・・・なんてのは非科学的。地質学的時間で言えば千年は7,6秒に過ぎない。

物事には其れに相応しい尺度がある、と言い切ってしまえば教科書である。

この蔵の定番中の定番に「初しぼりうす濁り」と言うのがある。ラベルデザインのダサさ加減は究極を行く、かえってそのダサさ故めだつ。酒歴は契約栽培の五百万石65%小川酵母アル添15度槽掛けによる滓絡み本生。と観るだけなら普通の旧1級酒、今風に言えば「本醸造」だ。例年クリスマスの頃に第一号タンク上槽だが、地元の小売店1店で300本仕入れると聞く。

アル添本醸造の15度台と先入観を持つ下手な物知りはおそらく手を出さないだろう、不幸な事だ。スペックを超えて造り込みというのが職人仕事。めったに出会う事は無いがここにある。しかも今年の「初しぼり」は20年取り扱ってきて最高のできである。おそらく農大醸造を出て2つの蔵で6年、他所の飯を食ってきた次期蔵元たる浦里知可良氏の加入が大きく影響した物と。これを利いて感心していたら蔵元から電話が

「初搾り用の契約米が豊作で原料が余った、其れで初しぼりの純米バージョンを造ったんですがタンクが小さくて数が無い。ササタツさん欲しいですか。」

欲しいも何もモロミが立ったのはもっと前でしょうに、搾って製品化して数が少ない・・・・。県外の小売りで譲っていただけるだけ有難い。

遠慮しいしい1.8Ⅼ3ケース720ml4ケース程頂いた。1.8を利き酒して「こりゃ危ない直ぐに帰り注文を」とタイミングを見て2日目に発注。一升瓶は既になく720mlのみ。有難く4ケース程。本日ついさっきだ。半畳のプレハブ冷蔵庫に未開封が1ケースと思って見てみたらなんとエンプティ空気の幻。我が飼い主に訊くと半畳のプレハブから売り場用プレハブに2本移して後は無し。

と言う事は先ほどお渡ししたのでおしまい。慌てて蔵へ電話した。「ああ、あれですか720も売れちまいましたよ。」と普通にお答え。「あのー23本でも有りませんか」に「6本なら残り有りますがそれじゃー何とも仕様ないでしょう」

お情けで6本有難くいただいた。純米うす濁りのスペックは五百万石65%純米本生15度台で滓絡み。蔵元曰く「普通の当たり前の純米でしょ」。「あのね浦里さんカプブリ全盛の秋田に在って65%純米小川酵母が売れるって意味わかります。」酵母による吟醸では無く造りによる吟醸とは醴泉の蔵元山田氏の言葉。同様にスペックでは無くて造り込みの深さ妙が職人仕事と、現物で証明したのが浦里酒造。醴泉の山田氏と霧筑波の浦里氏は知らぬ仲ではない。写真は物が来てから載せる。


# by sasatatsu | 2022-05-07 19:27 | 酒の味 | Comments(2)

雪の美人純米erxtra

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久しぶり?に具体的な酒の話だ。

秋田の若手を引っ張って花岡正庸が居た頃の(6号元株発生時)銘醸地秋田を期待する蔵が秋田醸造である。主たる酒銘は「雪の美人」古いトラッド酒銘は竿灯と朝ドラの「ひらり」。県都の一等地にある敷地を処分、マンション経営でその1階に醸造場。設備も新設。醸造環境が元々清潔かつそれを維持しやすい。

僕がこの蔵に注目したのは「秋田旬吟醸」で県の業界あげてD痛に騙されて阿波踊りをやって最後には大量の特注空箱と型から起こした特注ガラス瓶の空瓶の山。この辺りの事情は弊ブログ2016/06/09で教訓 秋田旬吟醸として書いてある。この行の正確を期そうと検索を掛けてぶったまげた。秋旬吟が20202021と大ブレークと言う記事がいっぱい。過去に学ばない大馬鹿モンの集まり。

世の中は「売れたもんの勝ち」ゆえ大損こいた30年前は「幻」。これについては僕が生きていれば2年程後に評価文を書くと思うが・・・実は秋田県人に過去を学べと言ってもその意味が通じないと言う事に気付いた。

話が流れた。30年前業界こぞって秋旬吟の阿保踊りの最中に僕の知る限りでは2蔵が秋旬吟の目玉たるAk-1を使いつつ統一企画を無視してオリジナルをやらかした「おきて破り」がいた。当時の酒銘は『重右衛門の酒』と『ひらり』(ここはあやふやだが朝ドラ由来)だった。秋旬吟よりスペック上は1枚上を行きながら販売価格は720mlで1千円安かった。当時の全国の主要地酒の水準から見ればこの2つのおきて破りこそ全国標準でその他の秋旬吟はべらぼーに高かった。D痛のご指導で高級酒を演出する為、販売価格を三千円から五千円の間に縛ったと当時の業界誌にかいてある。最後にご丁寧にも「D痛様に感謝デンデン」と書かれている。この前の金権五輪でD痛の犯罪的存在がバレたがそれまで40年近くやっていた。マスゴミの餌遣り係故、SNSの発達までバレなかった。D痛の犯罪的体質は太平洋戦争以前とその最中のこの会社を観れば遺伝的体質と判る。いけない酒の話のつもりが。

右へ倣えをしなかった骨の有る蔵の一つがひらりの秋田醸造である。重右衛門の酒の奥田酒造もマイペースながらそのうち弊ブログに出て来るであろう。

秋田醸造と言うよりも「雪の美人」と言った方が早い。通称「雪美」である。

お得意はマンションの機密構造を活かした準四季醸造で毎月搾り立てのシュワピチを出している。

「日本酒ちゅうもんはな。火入れて熟成させてなんぼやで。君んちの酒の特徴は鮮やかな酸にあるんやから1年の火入れ熟成で本もんちゃうか。」と説教くらしても「そうは仰るが佐々辰さん。これが売れるんですよ。」発言の裏には大して売れもせん 田舎の弱小が生意気にと顔に書いてある。まぁ田舎もんの証左ではある。雪美の酒質は全国的に見ても十分戦える。が、もっと良くなる。もっと良い客を獲得できる。その為には酒質の向上に精進せねば。本来「雪美」発足の際の方針は「新しいオリジナル秋田酒」であった。奴さん金儲けに忙しくこころざしを忘却の彼方へ。当時開発されたばかりの「秋田酒こまち(あきたこまちではない、ここ重要。テストに出るぜ)」を主体に酵母は秋田が生んだ名酒造技師である池見元宏氏が分離培養したと言われる「金沢酵母」水は秋田の守り神「太平山」の湧き水。この事は以前に弊ブログで書いた。にも拘らず何故また、である。

秋醸がスペック競争では無く純粋に「これやったらどうなるんかな」と試した。

「雪美」定番純米は山田/酒こま60 K1401と全量山田556号(他人の褌でデンデン、とキーボードが滑りかけた)があったと記憶するが新製品が出た。麹が35%で掛け米が60%と言う。一瞬ギミックかと疑ったが、麹屋の吉田君のアイデアで試してみたとあった。「うーーん彼奴のアイデアか、無視でけんな。」と言う訳で1.8Ⅼ(これしか詰めていない)を試しに少し仕入れた。

表ラベルを見てあきれ果てた。吉田君の案じゃないだろうが、型張りにrice koji 35 type とあり大きなポイントでextraラベルの最下部に秋田醸造代表銘柄「雪の美人」純米型とエーゴで書いてある。おいら私立文系、何処やらの燈台とちがい日本語で読みたいぜ。そもそもこの国で横文字を使う場合を観察してみろ言う事やる事に自信の無い場合がほとんどだ。なーーんて、パッケージは飲めないと常日頃吠える僕らしくなくパケにケチを付ける。神は便所にあるではなくて(便所の神様って佳酒があったな)神は細部に宿る、ね。

一升瓶しか発売が無く、食卓で堂々と打栓カバーを外す。さて開栓と栓の淵を押し出そうと、瞬間「ポン!」とシャンパンを開けた時のような音と同時に白煙状の気体を残して天井へ。この酒は上槽後10ヶ月の熟成。蔵元の弁では熟成を前提の製品にはガスを意図的に強めに残す。これで酒の酸化による劣化を防げるそうだ。酒に対する酸素の影響には一般的には否定的な向きが多い。これについては別項を設けて話さねば。

開栓当日は『シュッツ、シュッツシュワー・サァイダァ~サァイダァ~』シュガーベイブと大瀧さん。ナイアガラサウンドは今でもたまにCMのBGMで聞く。

シュワシュワも悪くないが正確な酒質が判らない。舌にはピリピリ、二酸化炭素は味としてはホロニガである。な訳で開栓第一日はシャンパンパーティ。僕の様に「利き酒」してどうたらこうたらは、特殊ゆえ、第一日を楽しくシャンパンパーティ出来れば文句なし。現実にも白ワインベースのシャンパンより同じ酸でも口の収斂(典型は梅干しの酸っぱさで口がすぼむ)の無い乳酸由来、かつ甘味も慣れ親しんだご飯のそれ故「馴染みやすい」。酒質の実態を知りたい僕はグラスに90㏄注いだところへウインナコーヒー用にクリームを泡立てる我が家で言うグルグルでグワーッと撹拌、含まれているガスを強制的に飛ばした。

立香は35/60ゆえ吟醸らしいそれかと先入観。G-7グループおそらく1401ではないか、穏やかに芳香が。口に含む。若干のガスがアクセント程度で邪魔はしない。60%純米としては軽快である。此処の酒は独特の酸から来る辛さが個性だが同じ辛く利けるが軽快の裏側の「旨味」が少ない故の辛さ。これが良い方向へ向かい、くどくなく飲み飽きがこない。物足りなければ燗を付けてやればボディが出る。

間違いなく「雪美」の個性の進化系である。この酒が通常の60/601.8Ⅼ2500円プラス100円はコスパ充分。その証拠に入荷3日めに帰り注文をだしたら。完売です。そこで東京の専門問屋に訊いたら「とうの昔に完売、今頃寝言言ってもね。」

来年再現してみる価値あり。充填法と貯蔵熟成を考えると一升瓶で押した方が面白い。


# by sasatatsu | 2022-04-06 15:00 | お勧め | Comments(0)