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にほんしゅのせかい 言いたい放題


by sasatatsu

歴史的な2017年10月22日を明日に

出鱈目とは今回の衆院選挙の事を指す。現行の立候補者が一定票を得て当選した暁には『選良』としてしかるべき待遇を受ける。この事を考えるとゴマメの歯軋りである。

しかし、良く周りを見回せば東芝・神鋼・日産・シャープと天下の大企業の信じられない不祥事。特に東芝は倒産してもしかるべき醜態は東電並である。にも拘らず経営陣は安泰で従業員もお給料がもらえている様子。鯛は頭から腐る、である。

さて、先のブログでも触れたが、法と言うものは社会情勢の反映に過ぎない。警察官や検事に「なんであかんのや」と訊くが良い。究極的には「法で決まってます」としか答えられない。端的にいって法は政治の奴隷であり政治は経済の奴隷である。

人類の歴史は残念ながら「やった者勝ち」という野蛮な事実の積み重ねである。その事実を前提に少しでも「真っ当な(普遍性有る)」社会へ手綱を引こうと憲法をはじめ、諸法がある。と、希望的観察。

法が在って社会が有るのでは無い。その反対である。

改憲反対、9条を守れ。と言うお題目はもう通用しない。肝心要の我等が宗主国の合州国の行いからして平和主義の反対のむき出しの暴力の連続である。

国際平和主義といい非武装主義といい、理念としては崇高である。

では、自分の身内の娘なりニョウボなりが暴漢に襲われ生命の危険すら迫った時、非暴力・無抵抗で良いのか。先の15年戦争で満州から引き揚げ途上の日本人婦女子がどんな辱めを受けたかそして丸腰の「ニッポンダンシ」が何をしていたか。自国民への暴力に対しての抑圧力としての皇軍は避難民を差し置いて逃げていた。その皇軍の幹部連中はもっと早くに。

話し合えばいいのよ。判り合えるのよ。は残念ながら非現実的である。少なくとも暴力に対抗できる自衛権としての実力(暴力装置)について無い物と看做すのではなく法律上に位置づけ、国民主権下の実力装置として整備すべきである。

厳密に言うと国民主観国家においてその国の防衛は主権者が主体的に担うべきである。究極は国民皆兵・徴兵制度が原理的に繋がる。9条の議論はこの現実から始まらなくてはならない。

さて、現政権側は絶対に言わない事が有る。仮に表明したとするとその人物の命は無いだろう。

日本は事実上の占領下にある。と言う事である。日本国領域に於けるアメリカ軍の事件・事故について第一捜査権や裁判権を持つのは何処か。フィリピンやドイツ英国など米軍が駐留している国はどうか。

経済的利益を優先して国家主権の制限に目をつむる。そして真に経済的利益を得たのかどうかの検証が必要である。


by sasatatsu | 2017-10-21 18:22 | いいたい放題 | Comments(0)